PR

僕が考える理想の靴磨き

ブログ
この記事は約3分で読めます。

突然ですが、靴磨きって、なんのためにします?

靴が綺麗になると嬉しいから!

靴を長持ちさせたいから!

気合が入って頑張ろうと思えるから!

いや、靴は、履き込んだままのがかっこいいから、靴磨きはしないぜ!

人それぞれだと思います。

くまをが考える理想の靴磨きとは…

僕は、「靴を長く履けるようにしたいから」靴磨きをします。

だから、靴に合わせて、アプローチの仕方も変わりますし、当然、アプローチの仕方が変われば、1足にかける時間も変わってきます。

でも、これは、僕が靴磨き職人として、やりたい姿であって、必ずしも、お客さんの求める靴磨きではないと思うこともあります。

例えば、初めて僕のお店に来たお客さんから言われることがあります。

お客さん
お客さん

今、靴磨きできます?5分ぐらいしか時間ないんですけど…

くまを
くまを

すみません、5分だと厳しいです、、、💦

正直、「なんでできないんだよ」と言われたこともあります。

ただ、断ったのは、嫌だからじゃなくて、お客さんと、お客さんの靴と向き合いたいからなんです。

確かに、綺麗に見えるように、5分で磨くことも可能です。

昔は、そんなメニューを掲げてやっていたこともありました。

毎回思っていたのは

”綺麗になったように見えるだけ”

今はいいかもしれないけど、長い目で見て、靴にとってそれでいいんだろうか。

なんて、靴磨き職人になって2年間考え続けていました。

職人のエゴと言えば、そうかもしれません。

ただ、こだわりを捨てて、薄利多売になってしまっては、靴を大切にしたいという気持ちが少し薄まるような気がして、譲れないところになりました。

愛着が湧く靴磨き

靴磨きをさせてもらって、お客さんが、喜んでもらうのはもちろんなのですが、

「まだ履けるね!大切に履きます!」

なんて言ってもらえると、すごく嬉しいし、やりがいを感じます。

そのために、僕は、お客さんの”主訴”を大切にしています。

主訴とは、文字通り、何を主に訴えたいのか

靴に対する悩みは、人それぞれ違います。

例えば…

「すごく色が抜けちゃって、このままだと汚らしくて履けないんだけど。」

「だいぶ昔の靴なんだけど、また履きたくて、このまま履いても大丈夫かな?」

「結婚式に参加するんですけど、ピッカピカにして欲しいです!」

なんて、人それぞれです。

僕は、いろんな願いに応えたいので、いろんな技術を使いこなせるようにしてきました。

正直、毎回磨き方が違いますね。

だから、職人4年目になった今でも、楽しいです。

お客さんが喜んでくれたら、もっと楽しいですし、次も頑張ろうって思えますね。

単純なんですが、30歳を過ぎた今でも、褒められたら嬉しいもんです笑

だって、これが↓

こうなるんですよ↓

靴磨きって、すごくないですか!

たくさん履いて、また僕に磨かせて欲しいです!

って思ってます。

こんなに綺麗になるなら、大切に履こうって思うし、歩き方も変わっちゃうと思います笑

いつもこんなことを考えながら磨いてます。

言語化するとどうしても長くなってしまうんですが、こんな感じで、今日は終わろうと思います。

では!

くまを🐻

コメント

タイトルとURLをコピーしました